2015年4月16日木曜日

木村草太さんの記事を読んだ(「文民統制と文官統制」)

文民統制に文官統制。
最近話題の事柄で、中学校のとき、響きがかっこよくてやたら連呼した「シビリアンコントロール」ですが、気鋭の憲法学者・木村草太さんの解説はわかりやすく、しかも冷静な説得力がありました。

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「なぜ憲法は、文民統制を定めているのだろうか。
一般的な行政事務と比較して、軍隊や自衛隊のような実力組織の業務は、特殊かつ専門性が高い。命を懸けた作戦に参加することもあって、組織の中に強い絆も生まれる。このため、実力組織の内部には、独自のルールや価値観が生まれる傾向がある。

ところで、軍隊や自衛隊のトップに「文民」を置いたとしても、実際に「文民」が軍隊や自衛隊を統制することはかなり難しい。これは、自衛隊の人たちが、文民の指示をまもらない、愚かな人物だからではない。むしろ、その逆だから、文民統制は難しいのである。

 しかし、自衛隊の運用は、外交関係、政府の予算、国民生活に大きな影響を与える。文官統制をやめることで諸外国に不信感を与えないか、「文官」の補佐がなくても「文民」が適切な判断をできるのか、意思決定の合理性を十分に国民に説明できるのか、憲法が文民統制を定めた趣旨に照らし、慎重に検討すべきであろう。国民は、政府の説明に注意深く耳を傾けていかねばならない。」


<防衛省設置法で議論に> 憲法から見た「文民統制」と「文官統制」 首都大学東京准教授・木村草太 | THE PAGE

ブログ記事というよりは、記事の紹介、まさに「シェア」みたいな内容ですが、FBからの転載だから仕方ないね。

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