2015年7月22日水曜日

ある「卒業生へのメッセージ」を読み返している。

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)2011.03.24
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/


なんとなく記憶に残っていたので読み返している。大学という「特殊な時間」について。

ちょっとポエミーだけど、当時は誰もがこういう真剣だけど深刻すぎない、誠実な言葉を必要としていた。それこそ、「特殊な時間」だった。

池袋行きの電車に乗ったとしよう。諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、君は途中下車して海に行けるのだ。高校時代、そんなことは許されていない。働いてもそんなことは出来ない。家庭を持ってもそんなことは出来ない。 
 「今日ひとりで海を見てきたよ。」 
 そんなことを私は妻や子供の前で言えない。大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。

この校長はヨハネ福音書から言葉を引用している。「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:32)。
もはや手垢のついた言葉かもしれない。が、ハーバード大の校章に「真理veritas」と記されていることは故なきことではない、とも思う。

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