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なんだかんだと今年は忙しく過ごしていました。
ブクログによると、書籍は今年一年で、352冊読んだようです(12/29現在)。
ただ、ブクログの本棚登録は、アマゾンがその商品を取り扱っているかどうかに依存しているので、もうちょっと多いかなと(古い絶版本や論文、珍しい洋書も読みました)。それから登録したのは、読了書籍のみなので、実数はもっとあるんじゃないかと思います。
映画・映像を加えると、442コンテンツだそうです(カウントしたのはDVD・Blu-ray化されたもの)。
今年は例年以上に読んだんじゃないかな。なお、漫画は除きます。
・閲覧数の伸びたブログ記事
大槻香奈個展「私を忘れないで。」についての、かなり長めの感想。
さすが、大槻さんの人気ぶりというか、どかんと閲覧数増えました。
こういうのは批評未満ですし、論としてかなりごまかしもあるのですが、ご本人はじめ、それなりに面白く読んでいただけたようでよかったです。
『後宮小説』と『ジェイン・エア』――二つの「適当」な主体
読書会で『後宮小説』扱ったときですね。全く人が来なかったので、代わりにネットに書いたのでした。
・プラグマティズム講座(全三回)
イベントスペースのGACCOH(京都・出町柳)さんにて、ワークショップを開催しました。
それぞれ、こういうタイトルです。
「哲学史のなかのプラグマティズム」(8月)
「鶴見俊輔とプラグマティズム」(9月)
「ジョン・デューイと原理主義とプラグマティズム」 (11月)
おかげさまで、こちらは盛況でした。
GACCOHのサイトが残っていないので、 関連するブログ記事へのリンクを貼っておきます。
→残ってました。リンクはこちら。
・GACCOH小説読書会
直近から下っていくと、こんな感じ。
伊藤計劃『虐殺器官』×『ハーモニー』読書会(11月)
伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』読書会(10月)
酒見賢一『後宮小説』読書会(5月)
ミシェル・ウェルベック『素粒子』読書会(1月)
『素粒子』は映画も結構よかったです。内容はかなり違うんですけど。主人公も、もっとデブのキモい感じを想像してた。しかし、それはそれとして悪くないと思いました。
さておき、12月26日に、ミシェル・ウェルベック『服従』読書会を開催します!
→開催しました。
過去に扱った本はこちらをご覧ください。
・消費社会論勉強会
扱った本を挙げています。毎回テーマらしきものを設けて読むと、内容がリンクしてくるので、かなり面白いです。内容をまとめてくるので、他の参加者の読了は「推奨」。読まなくても参加できる勉強会です。開催場所はいずれもGACCOH。
第四回のテーマは東京でした。(2月)
北田暁大『増補 広告都市・東京:その誕生と死』
吉見俊哉『都市のドラマツルギー』
森川嘉一郎『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』
第五回のテーマは「食」。(3月)
厚香苗『テキヤはどこからやってくるのか』
今柊二『ファミリーレストラン 「外食」の近現代史』
速水健朗『フード左翼とフード右翼』番外編は、ショッピングモール散策オフ。(3月)
イオンモール桂川で、色々歩きつつ以下の二冊を読みました。
東浩紀・大山顕『ショッピングモールから考える』
速水健朗『都市と消費とディズニーの夢』
第六回は理論的な著作。(5月)
ブライマン『ディズニー化する社会』
セネット『不安な経済/漂流する個人』
第七回も、理論よりの良書を。(8月)
サンデル『それをお金で買いますか』
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』
リッツァ『消費社会の魔術的体系』
第八回も引き続き、消費社会論の名著を。(10月)
見田宗介『現代社会の理論』
ショア『浪費するアメリカ人』
次回は2016年の2月を予定しています。
・クトゥルフ神話TRPG
今年から始めたんじゃないかな、と思います。
これが面白いのなんの。
気が付いたら……
動画投稿してました。
「夜は短し飲んでは歩け」は、初心者のソロプレイでも遊べる感じに構成。森見登美彦の小説をもとにした自作シナリオ。
「沈滞する水都」は、友人作のシナリオ。
・燻製
燻製、はじめました。
こちらも「ゆっくりいぶり暮らし」と題して動画を投稿し、大島さんの燻製漫画『いぶり暮らし』のステマしてます。
かなり編集ミスが多くて、正直消したい。