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2014年9月5日金曜日

舞城王太郎『世界は密室でできている』



奈津川サーガと呼ばれる一連のシリーズだそうな。『世界は密室でできている』を読みました。

読もうと思ったのは、ふと放り出されているこの本を目にしたからでした。
少し前に読んだ『極西文学論』で舞城王太郎もとりあげられていたし、周りにも読んでいる人がいて結構勧められるし、ずっと読まなきゃなぁ、読みたいなぁと思っていたのに、不思議と機会がありませんでした。
『世界は密室でできている』だってずっと積ん読だったんです。
御託はもういいか。笑

……と、いうわけで以下感想。



まず驚いたのが、この器用な文体!
人をからかっているように思えるほど軽く、やや突飛で、最初から最後まで絶妙なバランスで続けられるその文体。

ちょっとくらいなら、やれなくはないんだろうけど、ストーリーや展開として魅力を持たせながら、他のキャラクターを引き立たせながら、状況を伝えながら……と、実にコントロールされている。
なんかこう……冷凍マグロを武器にして戦場に立っているみたいな文体だと思った。
一発くらいなら真似してやれなくはないんだろうけど、みたいな。
それで戦を戦いぬく(ストーリーをひとつ書き終える)というのは実際すごい。

恐らく、冷凍マグロで撲殺することが舞城王太郎にとっての「自然」ではあるのだろうけれど。


文体通りの突飛なキャラクターしか出てこないのだけど、ツバキ、エノキ姉妹にしろ、不思議と好感を持ってしまうのが不思議(作中で主人公が述懐するように)。

ふと手に入れたのが講談社ノベルス版だったのですが、どう考えても講談社ノベルス版の表紙の方がいいですね。



そんなこんなで、初舞城王太郎でした。
かなり読ませる青春小説でした。

____

それはそうと、文フリin大阪(9/14)に参加します。
B-28に、ぜひお越しください。詳細はこちら

2014年2月21日金曜日

西尾維新『りぽぐら!』――文体上のラマダンとしての?




文体上のラマダンとしての、リポグラム


西尾維新の『りぽぐら!』を読みました。
リポグラムノベルという言葉は、寡聞にして知らなかったけれど、要するに使わない文字を事前に決めて、その制約のもとで書くというものだった。
メフィストに書いてあった三作、「妹は人殺し!」、「ギャンブル『札束崩し』」、「倫理社会」の三つの短編を、それぞれ新しい制約をその都度設定して、4度ずつ書き直す(つまり、違う文体や語彙の下、同じ小説が5回展開される)。

制約は、縛るのでなくかえって飛翔させる――というような考えもありますが、今回は違ったかなと思います。
たしかに、「ノーリターン」とか、よくわからない語彙がぽっと飛び出したり、西尾維新らしからぬ言い回しが出てくるところは面白いのかもしれません(ぶっちゃけ、自分は信者と言っていいくらい西尾維新の小説が好きなので、それだけでも満足です)。

とはいえ、そういう微差がクリエイティブだとは思えないのですよね。創造性ってそういう話だったのかなーと。例えば、擬古文的な文体のやつもあるんですけど、「けり」とか連呼しててあほっぽいんですよね。詠嘆の感覚を伴う語句なので。
西尾維新って、すっごく頭のいい人だと思うんですけど、あまり勉強熱心じゃないんだろうなと思った次第です。高校時代は古文が好きだったという程度の人であっても、制約の下で、もっと色々いい古語がぽんぽん出てくるんじゃないかな。
現代語でも古語でも擬古文でもない気味が悪い文体みたいに、読みにくさだけが際立つものにならなかったのではないかな。

もう少し感想を一般化すると、実験小説――と言えば聞こえはいいものの、実験的というより実験に付き合わされている気になることは確かだと思う。結局、5回繰り返されるけれど、元のやつが一番いい。毎回展開かオチを少し変えてくれると、また違ったんだろうけど。


しかし、あとがきの言葉は印象的でした。(ちなみに、もちろんあとがきも繰り返し、新しい制約の下で書き換えられています)

文章を書いていて割りと思うことは、何と言ってもその自由度です――言いたいことが言えないということはまずないというか、たとえ現実には存在しないものであっても、言葉の上では何でも言えるというのがエキサイティングです。『りぽぐら!』p.242

これを読んで少しわかった気がします。リポグラムノベルを経由して、西尾維新が体験したかったのは、自分が普段使っている文体の外にでることではない。
そうではなくて、彼は文体上の「ラマダン」がしたかったのではないか――もちろん、自分にとって新しい語彙や文体の発見が目的でなかったと言いたいわけではありませんが、空気のように存在する前提を再確認するような儀式だったのではないかと思うのです。


小説家の新城カズマさんは、ある対談でこんなことを言ってます。
でも、そもそも地の文って本当に小説に必要なのだろうかとか、もっと極端なことを言うと、不可逆的な時間を前提とした物語なんてものは「語る楽しさ」「語りを消費する楽しさ」にとって本当に必要なのだろうかと。……最近は自分にとって空気のようにあった前提をわざと一つ一つ疑うようにしているんです。『コンテンツの思想』p186
そうすると、リポグラムノベルを書くことも、あるステージまできた小説家――いや、もっと広く物語作家というべきでしょうか――が、自身の創作手段の前提を疑ってみるというイニシエーションの、西尾維新なりのありようなのではないかと思えたりします。

いや、物語シリーズの「怪異」なんて、フィクションの謂ですから、暗にずーっと西尾がやってきたことなんですけどね。



そういえば、リポグラムについてググると、ある文学グループが出てきた。数学者が設立したもので、レーモン・クノーやレーモン・ルーセルを理想とし、シュールレアリスムに影響を受けているということから、色々なんかわかった気がします。


個々の作品は短いし面倒なので、内容については触れないでおこうと思います。
とはいえ、一点だけ。
「倫理社会」のオチが、愚行権や「野蛮な未開人」(『すばらしい新世界』)みたいな話とも、タックスヘイブンみたいな話とも違って、「たった一畳」にすぎないところがミソだよなと思います。彼の手に入れたものから、距離をとっているような、とっていないような……絶妙ですよね。冗長なので、もっと短くしてほしいですけど。

漫画好き・イラスト好き的には挿絵の執筆陣だけで、もうご褒美でした。
重野なおきさん、たえさん、田中相さん、中村明日美子さん、久米田康治さん、雲田はるこさん、PEACH-PITさん、pomodorosaさん、……あーもう、最高でした。


むーっちゃ漫画やイラスト好きな人で、西尾維新が嫌いじゃない人は買いです。
西尾維新が好きな人も買いです。
それ以外は……どうだろう? まぁ、言葉の戯れが嫌いでないなら。


なお、このブログはリポグラムで書かれているわけではありません。


追記。著者インタビューがありました。日本語における「ぬ」の使用頻度が低すぎる、というのはちょっと笑ったぬ。

2013年の活動まとめ


去年は色々詳細にまとめたのですが、今年はさくさく要点だけ。
覚えているものだけを見ていきます。

ちなみに、2012年の活動についてはこちらへ。

同人誌


・『カラフルパッチワーク』
イラスト付きの文芸誌?『カラフルパッチワーク』を作りました。
イラストの参加者は、けーしん、さんざし、大沼もん、おきつぐ、くぼみ。
文章の参加者は、『惜日のアリス』の坂上秋成、歌人の馬場めぐみ、そして末席を汚しつつも自分です。



・『都市のイメージ、イメージの都市』
去年の三月くらいに作りました。
ameroadにて、300円で電子書籍版を叩き売ってます。こちらからどうぞ。
表紙絵は大沼もんです。すっごいいい絵ですよね。

今はもう興味ないこととか、今はもっとうまく言えることとか、今なら別の角度から見ることとか、たくさんあるのでしょうけど、それもこれも重要なアーカイブですし、過去のものだから劣っているというわけでもないのかな、と思います。



読書会、関西クラスタ関連


・Planets8の読書会
開催報告:第7回関西クラスタ読書会「P8読書会」
キャラクターに関する座談会と、國分功一郎さんのインタビューの発表を担当しています。

國分さんのインタビューのレジュメ↓
P8「いま、消費社会批判は可能か―國分功一郎インタビュー」読書会レジュメ #kansai_ct

キャラクターの座談会のレジュメ↓
P8「キャラクター表現の現在―東方・アイマス・MMD以降」読書会レジュメ #kansai_ct
ニコ動の御三家はどこでドラマを演じるか――TRPGとMMD、〈貨幣〉化するキャラクター


・観光学の読書会
【開催報告】関西クラスタ第10回「観光学」読書会 「本を持って旅に出よう」 #kansai_ct
学び始めてすぐだったので、しゃべり下手です。


・関西クラスタレコメンリレー
【関西クラスタレコメンリレー】第二回 田川建三『イエスという男』by 朝永ミルチ
うんこな議論って言葉は、その名も『うんこな議論』(山形浩生訳)という本から来てるんですけど、唐突感ありますよねー。笑
Wikipedia項目もあったりします(On Bullshit)。書評も見つけたので貼っておきます→
あと、山形浩生自身の文章「うんこな議論も使いよう」


・共催『ウェブ社会のゆくえ』読書会
関西クラスタ・GACCOH・文化系トークラジオ Life 共催 /鈴木謙介『ウェブ社会のゆくえ』読書会 in まちライブラリー@大阪府立大学 
100人近く集まったはずです。


・ロシアレストラン「キエフ」でのお食事
ウクライナ・フードツーリズム・ガイド。これみたいに、お月見とか、バーベキューとか、そういう活動もしてるんですよね、そういえば。


・GACCOH小説読書会

扱ったのは、『パイの物語』(映画、ライフ・オブ・パイの原作)、西尾維新『悲鳴伝』、青木淳悟『このあいだ東京でね』、東浩紀『クリュセの魚』野崎まど『know』です。
GACCOH小説読書会のページはこちら

『クリュセの魚』読書会には、表紙を描いてはる大槻香奈さんも来てくれました。
その盛況ぶりは、Togetterか、フェイスブックページの写真でも見られます。あおばさんの写真むーっちゃいいですよねー。


その他


・京大短歌
会報誌『京大短歌』19号が出ました。
「default is default is」という連作、それから「短歌は衰退しました」という評論を書いています。
詳しくはこちら
評論について、コメントがあったので、それに反応したブログ記事はこちら


・MMDに関する文章
MMDerからも少し反響のあった文章。
MMDについて。拡散していくMMDと、MMDの特徴メモ
P8読書会と合わせて書いた文章です。リプライとかコメントとか、結構もらったような気がします。


・「観光の系譜学」
発表しました。
ニーチェ、フーコー、ハッキング辺りの系譜学的な記述と、観光学における観光史の扱いを対照しながら、後者の役に立たなさ、無意味さと同時に、前者の有用性を語るようなものでした。


・ボカロ小説に関するネットニュース
今年は卒論もあったので、ご報告できるクオリティの、顕名の仕事はほとんどないです。
この項目に関して、報告できるようなニュース自体は、一個だけなのですが、当該ニュースはいくつかのサイトからも配信されたようです。

ボカロ批評ライターが選ぶオススメ『ボカロ小説』ベスト5(元記事)
ボカロ批評ライターが選ぶオススメ『ボカロ小説』ベスト5(ニコニコニュース)
「ボカロ批評ライターが選ぶオススメ『ボカロ小説』ベスト5」が掲載(ニュース記事の紹介)
「ボカロ批評ライターが選ぶオススメ『ボカロ小説』ベスト5」が掲載(初音ミクみく、という有名なボカロ系のニュースサイト)

なんか、NAVERのまとめにも使用されていたのですが、タイトルの「批評」という言葉尻にいらっときた人には、むーっちゃ受けが悪かったですね。笑
タイトルはお任せしたので、決まった経緯はよく覚えていないのですが、「元となる曲の歌詞も、一緒に引用しつつ掲載したい」とのことだったので、自然と有名なものが上位にくることになりました。

個人的には、泉和良さんの小説が好きなんですけど、あれ特定の曲を物語にしたやつじゃないんですよね。
カゲロウデイズをトップにしないのも、曲を聴く層が「初音ミクの消失」ほど広くはないことや、ニュース周辺が荒れてしまうことへの警戒(杞憂でしょうけど)もあったような気がします。あんまり、当時のこと覚えてないんですけど。

めんどうなのと、大した仕事してないのとで、ここらで終えることにしておきます。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。






2013年4月7日日曜日

第16回文フリin大阪〈都市のイメージ、イメージの都市〉F19

2013年5月追記→追記→以下に書かれている同人誌の電子書籍版「都市のイメージ イメージの都市」を、ameroadにて販売中です。こちらをクリック

ボカロクリティークは、とらのあなにて委託販売中です。こちらをクリック

お久しぶりです、朝永ミルチです。
2013年4月14日土曜日、第16回文学フリマin大阪の宣伝です。
文学フリマの公式ページはこちら。参加ブースのカタログはこちら
堺市産業振興センターイベントホールにて、11:00~16:00です。

F19白色手帖(はくしょくてちょう)ブースで、@Vocalo_Critique のスタッフとして、『Vocalo Critique』を頒布する傍ら、いくつかのコピー誌を売ります。
ちなみに、ボカロクリティークの最新号は、クリプトン伊藤社長も寄稿なさっています!
編集長の中村屋与太郎さんが大阪在住になってから、初めてのイベント参




先に言っておきますが、事前に言って頂ければ、自家通販対応します!
ニコちくと京大短歌については、寄稿なのでそちらにお任せするとして……、後二者については、文フリin大阪のみでの頒布予定です。


最初にサクッと終わるものから紹介しておくと……

◎同人雑誌『ニコちく―「ニコニコ建築」の幻像学』 H04
東北大学大学院有志で制作している建築雑誌『ねもは』の『ねもは5号』の『ニコちく―「ニコニコ建築」の幻像学』に寄稿しました。
別の寄稿者さんのブログに色々書いてあるので、そちらを見ると色々わかるかと。
「創作ツールとしてのマインクラフト――〈公共財〉という参照先、ネットワークをプレイすること、ドラマ生成的ゲーム」
あのマイクラの有名人、スティーブにインタビューもしています。MMDの話や、ちょっとした動画紹介もしてたりします。確か1,000円です。ブースはH-04

◎『京大短歌』19号 E29実は京大短歌の幽霊部員なのですが、ほとんど行けていないので、顔も覚えられていないかと思います(´・ω・`)笑
「短歌は衰退しました――解釈構造の素描と3つの短歌小説」(論考)
こちらのほんの一部を、NETOKARUのコラムに転用しました。森田季節さんの『ウタカイ』に関する部分の一部です。
もう一つは、連作の「default is default is」
多分、「実験的」なことをしているのだと思います。あんまり短歌に詳しくないからわからないけれど。

◎「形式的な別れ」(短歌) F19
カラーイラストに短歌を載せた5首とエッセイ(2枚くらい?)。
イラストは、おきつぐさんに描いて頂いてます! Twitterアカウントはこちら
素敵イラスト目当てにどうぞ。50~100円?くらいの頒布価格。部数はちょっと。
ブースはF19 宣伝がてら、自分のツイッターアイコンを、その絵(の一部)にしてます。

メインはこちらです↓ 一番時間がかかってます。

◎『都市のイメージ、イメージの都市』

京都大学で土木や都市計画の勉強しているターロ
京都大学で哲学や社会学をやっている朝永ミルチで編集しています。
これも頒布は、ボカクリブースF19です。
目次はこんなのです。

★①【架空(イメージ)の都市、現実(イメージ)の都市】
※作者紹介、作品紹介、あらすじも付いています。 
貴志祐介『新世界より』
・ミルチ論考 「出口のない世界と、他者になれない〈他者〉」
・ターロ論考 「人間の都市観と、バケネズミの都市観」
・座談 「新世界を語り尽くす」 
キーワードは、以下の感じ。
想像力/贈与/ディストピア/新世界/ヴェネツィア/茨城県神栖市/郊外化/東浩紀・北田暁大『東京から考える』/ゴンドラ/ジョン・アーリ/観光都市/ディズニーランド化/車輪文化/『海の都の物語』/イメージ/フクシマ/福島第一原発/スティグマ/チェルノブイリ/ウクライナのプリピャチ/社会の浄化/開沼博『漂白される社会』/町並み/街歩き/名付け/情報統制/教育/料理/読者であること/他者/未来を見ること 
>冲方丁『マルドゥック・スクランブル』『マルドゥック・ベロシティ』 
・ターロ論考 
小川一水『煙突の上にハイヒール』 
 ・ミルチ論考
★②【寄稿パート】
しょうへい(小林勝平)さんより 「サッカーと都市」論試論
すたれびとさんより 都市と歴史学――What is city?
★③【旅行記】
・ミルチによる前文 「観光と旅行記と、〈実況〉の魔法」 (1,旅行記について|2,消費の「郊外化」と観光のまなざし|3,2つの観光スタイルから、『孤独のグルメ』へ|4,『孤独のグルメ』は、全てを「観光」対象にする)
・東アジア紀行 上海→ベトナム→カンボジア (寄稿)
・シルクロード旅行記  (寄稿)
★④【労働と都市、座談会】
労働の思想について研究されていらっしゃるかぴばくさんと、編集二人で話しました。
大まかなキーワードはこんな感じ。
マルクス/アレント/就活/自己啓発/正社員/ライフスタイル/ノマドワーキング・ノマドワーカー/ノマドと社畜/古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』/社会的起業・社会的企業/『WIRED vol.7』の「未来の会社、これからの『働く』を考える」特集/岡田斗司夫『評価経済社会』
★⑤【小論】
・ミルチ 「都市における「浪費」と「消費」を巡る問い――國分功一郎と宇野常寛」
・ターロ 「ケヴィン・リンチの『都市のイメージ』について」
★⑥【まちがった〈架空/現実〉(イメージ)の都市論ブックガイド】
ツイート2つ分(300字程度)で、ブックガイド作ってます。色々間違ってます。本以外もあります。
例えば、西田正規『人類史のなかの定住革命』桂明日香『ビリオネアガール』神林長平『ぼくらは都市を愛していた』とかです。

コンセプト提示的に、『新世界より』の座談に付したまえがきを、以下に引用します。

まえがき|都市のイメージ、イメージの都市

『新世界より』という仮想現実を通して現実の世界を、現実世界を通してファンタジーを語り尽くした座談です。本文中の言葉を借りればこのようなものでした。
今まで話してきたのは……都市をどのように歩くか、都市におけるコミュニケーション、都市をどのように作るか、他者として訪れる都市(観光)、教育などの再生産と都市、イメージとどう付き合っていくか、誰を他者として認めるのか、他者とどう関わるのか、世界や都市とどう関わるのか、都市をどう作るのか、未来像や人間像という理想を持って都市をイメージすること……直接都市の話題ではない時でも、生きるということ、イメージすることと都市とは切り離せない。 (ミルチ発言 一部改変)
『新世界より』の重要な設定である「呪力」は、想像力に依存する超能力です。物語の最後の最後、「想像力こそが、すべてを変える」と記されます。これは早希の信念であると同時に、作者・貴志祐介の物語作家・SF作家としての宣言でもあります。
学びの者として、大学で本を読み、人と話し、そして町を歩く存在である私たち二人にとって、全く同意できる宣言でもあります。だから、その同じ言葉を、貴志祐介でも主人公の早希でもなく、私達自身の言葉として繰り返したいと思います。

「想像力こそが、全てを変える」

長い座談、対話なので、お暇な時にお読みください。手を替え品を替え、右の信念を語ったものだと思います。若輩ではございますが、それなりに本気で語り、楽しみ尽くしました。心優しい読者の想像力が飛翔する一助となればと願うばかりです。
(まえがき文責・朝永ミルチ)


(4月12日、表紙絵公開!!!)


違う経路から、都市論に興味を持った大学生が、コピー誌を作りました。
ターロは、都市計画や都市の全体像へ行き着く傾向があるようです。
私は、何を考えても、「共感」や「他者」、「共に生きる」ことへと行き着くようです。
ネタは好みに従っていますが、まじめに楽しく考えたら、こんなものができあがりました。



過度に専門的な議論はしていません。する場合でも、補足を入れています。
コピー本なので安い予定です!
値段はまだ決まってません! ページ数もまだ決まってません!!
よろしくお願いします!
印刷部数は不明!値段は……不明!(続報を待て! あるいはとりあえず、ブースに来て!)

2012年11月22日木曜日

お友達の誕生日にリンちゃんを描いたよ

甘いモノを食べるリンちゃん描いてと言われたので
マウスとペイントで描く



所要時間10分以内(文字含め)

文字がむずいよ><